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ホラー企画第ニ話

ということで、なんとか第二話完成いたしました!
今回もホラー要素はありません。・・・むしろギャグ要素が強くなってしまったかもしれません・・・;チキンだもの。仕方ないのですよ、・・・・ははは・・・orz
追記にあります

あれから一日がたった。まだ雪はつもっているが、昨日のように降ってはいない。
とはいえまだ肌寒いのは言うまでも無いだろう。蒼い顔をしてはいるが、平静としている吉丸を横目にガタガタと震えながら竜命はホワイトボードを引いてきた。

「じゃぁ、日程決めるぞ!明日ってのはどうだ?」
「ぶん殴るわよアンタ」
「桜は相変わらず怖いなぁ・・・ハクショッ!」

ホワイトボードの前に立つ竜命。一応ペンを握ってはいるものの、かじかんだ手ではまともに読めそうな字などかけないことだろう。
傍にあった軍手をつけながら「あぁ~寒い、これだから冬はキライだぁ・・・」とぼやく竜命。

「なんかこう、ホラーってやっぱ夏が一番旬なんじゃないかなぁ・・・冬にやると怖いのと寒いのでダブルパンチだし」
「面白そうなことやってんじゃん、俺らも混ぜてよ!」
「混ぜてよ!」
「んぁ?」

間の抜けた声を出しながら声の主を探してみると意外とすぐに見つかった。天井にでも張り付いているのかと思ったが彼らも人間。普通にドアを開けた所にたっていた。
一年生の浜松頼と浜松麗だった。
よく似ている、と言えばいいのだが、似すぎて正直怖い、よく似た双子とはそんなものだ。

「お前ら・・・えーっと、確か夏の時だけいたよな」
「浜松兄弟でしょ?何しにきたのよ、冬にまでホラーやるとこんなんになるわよ」

こんなん。と言って軽く竜命を小突く桜。それを見て苦笑いしているのは吉丸。彼もいずれ竜命のように年中怖いものを探して放課後の校内をうろつく変人になってしまうのだろうか。そう思うとこの部活はとても危険な気もするのだが、そこは誰もつっこまないのがこの学校の暗黙の了解である。

「俺たちも幽霊屋敷に行ってみたい!」
「どこで聞いたのあんたら・・・」
「さっきドアの前で聞いた!」
「聞いた!!」
「それって、盗み聞きではないんでしょうか・・・」
「細かいことは気にしないでもいいじゃないか!!ホラーを楽しむのに、季節も学年も部活も関係ない!!」

そういって勢いよく立ち上がった竜命。先ほどまでは、冬にホラーは無理かなぁ・・・とか言っていたのにこの変わり身の速さ。まぁ、人間などそんなもんである。

「じゃぁ、君たちも一緒に行こうじゃないか!あの幽霊屋敷に!!」
「まじで!?ありがとー部長さん!」
「ありがと!」

はしゃぎまわる浜松兄弟、そして竜命。それを温かく見守る吉丸と、無視してホワイトボードに向かい、資料を基に勝手に日程を決めていく桜。

「勝手に決まってるよ?いいの?」
「いいんだよ!桜、ああいうの得意だしさ!」
「ちょっとあんたら、話があるから席つきなさい」

桜はホワイトボードに日程を書き終えるとぴしゃりとそういってホワイトボードを軽くこんこん、とたたいた。
さっきまでうるさかった竜命も、それを合図に静かになる。

「あともう少ししたら、開校記念日で学校が休みになる日があるわ。そのときに行くようにしましょ。
集合場所は学校前に10:00~10:20分まで、それが過ぎたら置いてくからね。
それから、持ってくるものは懐中電灯と、携帯電話。あとなにか合ったときのために非常食・・・」

そこまで言ってちらり、と竜命を見る桜、そして目をそらす竜命。
彼らは去年の夏、幽霊が出るといううわさのある墓場に行ったとき、その近くの森で迷子になり、翌朝自力で帰ってきた、という事件があったのだ。
そのとき以来、なにか活動をするときはとりあえず非常食も持ってくるように言われているのだ。
しばらく桜は竜命をじとーっと見ていたが、やがてため息をついてからホワイトボードに向き直った。

「あとは・・・怪我したりしちゃいけないから、包帯とカットバンも持ってきといてね。
それと!一番大事なのは鏡よ。先輩のメモにも鏡を持っていくように書いてあったし。じゃぁ、なんか質問ある?」
「あ、桜先輩」
「どうしたの?」

おずおずと手を上げた吉丸の方に向く桜。こうしているとどうも彼女が部長にしか見えなくなってくる。
ちなみに本当の部長は先ほどから資料に目を通しながら桜の話を大人しく聞いているだけである。
役割分担が決まっているからだった。
まず、資料の収集や編集などを行うのは吉丸の仕事、日程を決めたり、事務をこなすのが桜の仕事。そして竜命は予定外のミスやアクシデントが起こったときに、その場で対処するのが仕事である。
つまるところ、竜命は普段暇なのである。なので、だいたいは桜の事務処理を手伝ったり、調べるテーマを決めたりしている。
部長らしいことはあまりしないのが彼なので、もはや誰も口を出さなくなってしまったが。

「鏡って、ガラス製品ですか?それとも、姿形を写せるものならなんでもいいんですか?」
「あー、それなら。先輩メモにかいてあったぞ」

そういって竜命が持っていたメモをばさばさと振る。

「ガラス製品では効果が薄い。手鏡が一番いいだろう、ってさ。相手は自分の姿を見たくないから、鏡なんかを嫌うんだって」
「そうなんですか・・・」
「幽霊って屋敷の中だけにでるんじゃないのか?」
「外にも出るかもしれないでしょ。はい、じゃぁ、もう今日は解散ってことでいい?」

そう桜が言うと、全員がのそのそと帰る支度を始める。
竜命は内心、あと少ししたら幽霊屋敷にのりこむんだ!とそのことで頭の中がいっぱいだった。
先輩が「決して中には入るんじゃない。」とメモに残したことも、きれいに忘れていた。


あとがき・・・・
今回もホラー要素少なめでお送りいたしました。なかなか進まないもんですね・・・。
とりあえず、双子出せました。
ちなみにホラーで参考にさせていただいているのはニコニコの動画です。あれが結構怖いの多いんですよね・・・トラウマになりそう・・・;
それでは!ありがとうございました~。アドバイスや、感想などありましたらコメントしてくだされ。


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Author:紫
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スランプを脱却したものの底辺である文章力に変わりは無く。それでも楽しく書けるようになりました!絵のほうは着々と三成さん漫画アップ準備中。携帯で撮影・パソコンへ転送・あっぷ!という方法をとる予定。

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