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ホラー企画

遅れてすいません、ホラー企画です。えーっと、第何話だっけ、まぁ。そこはあの、勘弁願います。
追記にあります、なんだか今回そっけないというか、短いのはかくことがないからです。

更新最近遅れ気味で申し訳ありません;




「よしっと」
荷造りを終えて黒いリュックサックを背負い、懐中時計を開く。時間はぴったりだった。
「そろそろ行かないと桜おこるよなぁ・・・・」
あたまをぼりぼりとかきむしりながら、スニーカーをはく。
ぐっと背伸びを一度すると再び竜命は歩き出した。


「いってきまーす!!」
「いってらっしゃーい」

元気よく叫ぶとそう、母の気の抜けた返事が帰ってきた。
パチン、という音をたてて竜命は懐中時計を開く。

時計が指し示す時間は―――10:15・・・

「お、おいてかれる!!!!!!」

桜なら、部長の俺であろうと置いていくに違いない。
そう心の中で思いながらダッシュで学校へと駆け出した。




「遅い!!遅いわ竜命の奴っ!!!」
「お、落ち着いてくださいよ・・・桜先輩」
「あ、来たっぽい」
「ぽい!」

双子が指差した先には全速力で走ってくる竜命の姿があった。
校門の前まで来ると、肩で息をしながら竜命が桜に「おはよ・・・」といった。

「・・・もうちょっと早く来るとかそういう計画性ってのはないの?」
「まぁまぁ桜先輩。そこが竜命先輩のいいところなんですから」
「あれ、俺貶されてる?」
「そうかもっすね!」
「ね!」

双子がかけた追い討ちにすこし心をえぐられながらもなんとか立ち直ると、竜命は勢いよく拳を空へ突き上げる。

「それじゃ、幽霊屋敷へ出発するぞ!!!」
「そうね」
「「出発ー!」」
「・・・・・。」

意気揚々と歩き出す竜命と、あとに続く桜、頼、麗。
四人のあとに続き歩き出した吉丸の足取りはなぜか重かった。

「・・・?どうかしたの?吉丸、元気がないわ」
「いえ、なんでもありませんよ。というか、その言葉ほぼ毎日言ってませんか?」

少し歩くスピードをあげて、無表情で歩き出す吉丸。

「無理はよくないわ、吉丸。ホラーは体調が悪いときとかに見ると体に負担がかかるわ」
「ほんとに大丈夫ですって」

にこり、と笑うと不安そうな顔をしながらも桜が離れていった。

「よっしまるー。屋敷ってどんなとこなんだ?」
「えっ、あ、えーと・・・・昔の華族のご令嬢が療養中に使っていた別荘だそうです。
その華族の孫にあたるのが桜さんだってことが分かったんですが・・・」
「え!?」

心のそこから驚いた表情で桜のほうを振り返ると桜は無言でうなずいた。

「そんなとこ、はいっていいんすか?」
「もう使われていないからいいの。というか、その屋敷変な実験やってたらしくって、もういつ取り壊すかわからない状態なの。
ちなみに療養に使ってたのは私の祖母。祖母は18歳の時に私のお母さんを産んで、病気が悪化したそうよ。
それで、その屋敷に療養に行ってそれきりなんだって。」
「「へぇー・・・」」

それからしばらくの間皆で談笑したあと、

「おぉー!いかにもそれっぽい!」
「そうね、これは結構期待できるんじゃないの?」
「でかいなー!」
「なー!」
「・・・が、外観だけ見て帰りませんか?」

はしゃぐ四人、そして一人だけ気が進まない様子の吉丸。

「・・・・?いま、屋敷の窓に誰かうつらなかった?」
「あそこ!」
「え?どこ?」
「だれもいないじゃないか!」
「あっれぇ・・・?おかしいなぁ・・・?」
「なー?」

屋敷の門の前で騒ぎ立てる五人を窓の内側からそっと静かに、そして悲しそうに少女は見つめていた。

『・・・・こないで、来てはいけないわ』

そう、ポツリとつぶやいた言葉は明かりのともらない部屋のなかに溶け込んだ。




あとがき・・・・・

次回、ついに屋敷にはいります。正直もうすっごく怖くてしかたありません。うぉおお!得意のギャグを織り交ぜられるとホラーな雰囲気が壊れてしまうからできない・・・だと・・・!?なんてことを叫びながら四話に突撃します。
なんと次回!どん吉さんからすばらしく怖い挿絵を描いていただきます!一緒にうpしますのでそちらのほうをメインにお楽しみください。

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紫

Author:紫
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スランプを脱却したものの底辺である文章力に変わりは無く。それでも楽しく書けるようになりました!絵のほうは着々と三成さん漫画アップ準備中。携帯で撮影・パソコンへ転送・あっぷ!という方法をとる予定。

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