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半兵衛が仮面を探すだけの話



完全悪乗りで書きました。戦国BSR短編です。
時期はわかりませんが、とりあえず半兵衛・秀吉健在です。そして家康は今の状態です。

そして意味が分からないくらいキャラ崩壊しています。

まじめなBASARAが好きだ!
かっこいいBASARAが好きだ!
儚い半兵衛が好きだ!
変な三成と半兵衛なんて見たくない!!

という方、ブラウザバックもしくは窓を閉じることを推奨いたします。全力で。


それでは追記からはじまります。











「ない!!ない!!!ここにもそこにもどこにもないっ!!!!!!!!!」

けたたましい声が大阪城の朝を支配する。
その声に驚いた鳥たちが朝日のまぶしい青空へ飛びたつのを完全に無視して、その声を発したその軍師は頭をかかえた。

「そんな・・・昨日寝るときは確実に枕元にあったはずなのに・・・っ!?」

ひざをつき、頭を抱えてうずくまるのは今孔明とまで称される豊臣軍の軍師、竹中半兵衛その人である。
普段は冷静な彼がここまであわてる・・・もとい発狂するのは珍しいことこの上ない。兵士たちが不思議そうな目で彼を見る中、ギャラリーを押しのけ彼と同じ髪色の細い、今にも折れそうな青年が駆け寄った。

「半兵衛様!?いったいどうなさったのですか!!」
「三成君・・・!僕の、僕の仮面が・・・!」

カタカタと小刻みに震える敬愛する上司の肩を支え、「仮面がどうなさったのですか?」と聞く三成。
普段から青白い顔が蒼白をとおりこして紫色になっている。

その白く、病的なまでの顔にはいつもつけている藤色の仮面がない。

「まさか、仮面が何者かにより奪われたのですか!!?」
「あ、あぁ・・・僕も信じがたいんだが、そのようだ。いったい誰が」
「心当たりはありません・・・こうなったら、近隣国を回って心当たりがあるものをあたるしか方法が・・・」

とんでもなく滅茶苦茶な理論である。しかしそこは婆沙羅者。恐ろしいことにそれが可能なのである。
とにかく二人はすぐさま立ち上がり、崇拝する大将のもとへ、親愛なる友のもとへと急ぐ。

「「秀吉(様)!!!!!」」
「半兵衛。いったいどうしたのだそのように慌てて」
「僕の仮面がなくなったんだ!三成君と一緒に少し馬で探しにいってくる、かまわないね?」
「あぁ、お前がいない間は我と吉継が軍を指揮し、守っておこう。幸い、大きな戦の気配もないようだ」
「恩にきるよ!!」
「それではいってまいります!!」

あわただしく準備し、廊下へ駆け出していく親友と部下を見送ったあと、秀吉は小首をかしげる。
はて、半兵衛の仮面はたしか・・・。

頭のいい友人のことだ、まさか一番可能性が高いところを探し忘れた。などということはないだろう。
秀吉はそう自分に言い聞かせて執務に戻る。





「しかし仮面がないとなんだか落ち着かないね。代わりのものでもあればいいのだけど」
「半兵衛様、これでよろしければどうぞ」

そういって三成が取り出したのは茶色の紙袋。
取っ手がついていない、とてもシンプルなもの。そこには二つの穴があいており、前がとりあえず見える状態だ。
時間がない中で即席で作ったのだろう。

「ありがとう、三成君。感謝するよ」

パニックに陥った半兵衛はもうこれでいいやの精神によりその三成特製紙袋仮面もどきをかぶり、馬を走らせる。



そしておおよそ1時間ほど馬を全力疾走させたところ、案の定馬が疲れてしまった。
これではスピードが落ちるということで木陰で休憩をとることにした二人は、日本地図を広げていた。

「まずはどこから探そうか・・・そこまで考えていなかったとは、僕も相当あわてていたらしい。」
「ここから近く、もっとも可能性が高いところといえば毛利ですね。どうしますか?」
「そうだね。とりあえず毛利に問い詰め、違うようなら長曾我部のところにも言ってみよう。そのあとに行きたくはないのだけどザビー教のところもあたってみるとしようか」
「はい」

地図を丸めて直すと、二人は回復した馬に乗り、再び走らせた。
今度はスピードを加減している。先ほどのように全力疾走させてはまた疲れさせることは目に見えている。

二人は中国に向けて走り出した。




ちなみにその日、とある村で流れたうわさばなし。
大阪城から馬を全力でとばしたら30分もかからないであろう、堺付近の小さな村である。
その村民である与作は世にも恐ろしいものをみたと村中のものに言っていた。


「なんでも吾作のやつ
『あぁ、本当だ!俺はたしかにこの目でみた!!妙な前髪をした白い髪の男と、茶色の紙袋を頭にかぶった連中が馬をものすごい勢いで走らせていったんだ!!あれはきっと妖怪の類だ!!あぁ、なんておそろしい!!あれはやはり冥府からきた死者に違いない!!!!』とかなんとか!
まったく何いってやがんだあいつ、だいたい紙袋かぶって馬に乗るようなやからがいったいどこにいるんだってな!!」

村の警護にあたっている兵士のひとりは仲間にそう語ったそうだ。
その「紙袋をかぶって馬に乗るやつ」とは自分たちの軍の上司であることなど、知るよしもなかった。




あとがき・・・・・

少し前から着実に書き進めておりましたBSR短編(?)半兵衛さんと三成さんの暴走率が大変なことになっております。
グラスハートに定評のある紫ですので苦情はなしの方向で!

つぎの下では武将めぐりにいきます!
果たして半兵衛の仮面は見つかるのか!それ以前に仮面紛失したごときで武将二人が出動とかでそんなので大丈夫なのか豊臣軍!!それ以前に三成はなんで戦国の世で紙袋を所持していたのか!それは突っ込んだらまけです!
次回に続きます!!




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プロフィール

紫

Author:紫
のんびりブログやってます!
更新速度は亀なみですが、よろしくお願いします!

スランプを脱却したものの底辺である文章力に変わりは無く。それでも楽しく書けるようになりました!絵のほうは着々と三成さん漫画アップ準備中。携帯で撮影・パソコンへ転送・あっぷ!という方法をとる予定。

リンクフリーで、相互リンク大歓迎です。
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